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第36回北方領土の返還を求める都民大会 開催報告


2018.01.30 最新情報

(1:挨拶・激励メッセージ・運動報告・大会宣言等)

 平成30年1月30日(火)、京王プラザホテル(東京都新宿区西新宿)において、第36回北方領土の返還を求める都民大会を開催しました。

 大会には、東京都をはじめ、東京都議会、内閣府、外務省、独立行政法人北方領土問題対策協会から来賓の方々をご出席に加え、多くの方々に参加していただきました(参加者数147名)。

 開会にあたり、主催者挨拶として谷茂岡正子(やもおかまさこ)会長(東京都地域婦人団体連盟会長)から、「島を取り戻すまで、決してあきらめることなく、粘り強く、そして希望を持って、この運動を推し進めていく。皆様方にも引き続き力強い支援をお願い申し上げて、簡単ではあるけれども私の挨拶とさせていただきたい」との挨拶がありました。

 東京都、東京都議会、内閣府、外務省からの来賓挨拶を賜った後、蓮池攻(はすいけおさむ)都民会議事務局長から平成29年の返還運動に関する報告を行いました。

 その後、北海道知事からの激励メッセージ披露のあとに北方領土の早期返還実現への決意を表明する大会宣言が採択されました。

(2:大会講演)

 大会講演では、キャノングローバル戦略研究所研究主幹の宮家邦彦(みやけくにひこ)氏を講師としてお招きし、最近の日露関係について講演をしていただきました。

 講演では、2016年の伊勢志摩サミット以降の国際情勢から見た、「最近の日露関係」について、米国、欧州、中国、朝鮮半島情勢を含めた例年とは違った切り口で、お話をしていただきました。

(3:関東甲信越青少年交流会参加者発表)

 平成29年7月29日から30日にかけて都民会議主管で開催した、関東甲信越青少年交流会に参加した、筑波大学付属中学校の関谷文宏主幹教諭と同中学校の生徒さん5名に発表をして頂きました。参加者からは、「元島民のエピソードを中学生が報告してくれて印象的だった」、「青少年の発表は特に心に響きました、今後もずっと続くといいと思います」、といった感想を頂きました。


 会場には、各県民会議などからの激励メッセージや、都民会議の啓発パネル、都民会議個人会員の北方領土問題を扱った、全国小・中学生作品コンクール”文部科学大臣賞”受賞作品などを展示し、参加された方にご覧いただきました。
今回の大会では、北海道で現在実施している、北方領土返還メッセージ発信事業“みんなで咲かせよう千島桜!”に協力し、参加者の皆様に千島桜のカードに北方領土返還に向けたメッセージ等を書いて頂きました。多くの皆様からお寄せいただいたメッセージで千島桜が満開になりました。ご協力どうもありがとうございました。
 道庁ブログ「超!!旬ほっかいどう」でも紹介されましたのでご覧ください。

(参考:大会概要)

大会名 第36回北方領土の返還を求める都民大会
場所 京王プラザホテル(東京都新宿区西新宿)
参加者数 147名
式次第
 ・主催者挨拶(都民会議会長 谷茂岡正子)
 ・来賓挨拶(東京都・東京都議会・内閣府・外務省・北対協)
 ・来賓紹介(都議会各会派)
 ・運動報告(都民会議事務局長 蓮池攻)
 ・激励メッセージ披露(北海道知事ほか)
 ・大会宣言

(休憩)

 ・大会講演
  (講師:キヤノングローバル戦略研究所 研究主幹 宮家邦彦氏)
 ・関東甲信越青少年交流会参加者発表
  (筑波大学付属中学校 関谷文宏 主幹教諭・同中学校生徒5名)

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